トン先生のほんねトーク

日々に新たに 1035 冷え症

今朝は所々道が凍り始めてました、、。

ちょっと滑るところもあり、注意しながら歩いて来ました。

皆様もお気をつけ下さい。

さて、冷え症。

やっぱり体は温めておかないといけないな~と思っています。

特にの時期は寒いので、風呂でゆっくり温まるのもいいですね~~。

お風呂の温度、お風呂場、脱衣場の気温など色々気にか掛けないとといけないところは多々ありますが、やっぱりお風呂で温まると気分も体もリラックスします。

お風呂の効用(免疫力アップなど)は今更言うまでもありませんが、とにかく一日に一度お風呂に首まで浸かった方がいいと思います。

以前半身浴が流行りましたが、やはり首までどっぷり浸かるのが良いようですよ。

僕も出来るだけお風呂に浸かってます。

朝は年中シャワーですが、仕事が終わって帰って、出かける用がない時には必ずお風呂に35分ほど入ります。

40歳の頃より調息呼吸法とストレッチをしながらお風呂にゆっくり浸かっています。

そうそう、お風呂好きは長生きな様です。

幸福感もお風呂に入る方の方が高いようです。

熱い湯、ぬるめの湯などこれはその方の好みでいいのだと思っています。

お酒の熱燗、ぬる燗など好みは様々なのと同じです。

要は、自分が一番気持ちいいかどうかです。

体を喜ばして健康にするにはそういう判断でいいのだと思っています。

皆さん、この時期は忙しいでしょうが、出来るだけゆっくりお風呂に浸かりましょう。

長寿の秘訣です。

 

日々に新たに 1034 冷え症

雨が雪を溶かしてくれました。

今朝は雨のせいで歩くのが楽でしたよ。

夜中に雨の音を聞いて、雨が積もった雪を溶かしてくれて嬉しい、ホッとするという感覚は雪国ならではだと思います。

さて、冷え性。

漢方医学的には瘀血(おけつ)の状態だと思います。

局所の血やリンパ液が滞っている状態が冷え性の原因だと考える。

従って、末梢の微小循環を改善すれば冷え性も治ってくる。

で、瘀血治療での一番はなんと言っても桂枝茯苓丸だと僕は思っています。

桂枝茯苓丸は微小循環を改善させるのにとてもいい薬だと思っています。

瘀血はなにも、四肢末梢だけで起こる訳ではありません。

唇が紫色をしている、顔のくすんでいる、目の下のクマ、シミ、そばかすが出来やすい、肩がこる、あざが出来やすい、月経の色が黒ずんでいる、月経痛が酷い、薄毛なども瘀血の症状であることが多いのです。

末梢循環を改善するビタミンと言えはビタミンEですね。

当クリニックでは漢方薬も内服してもらい、冷え性や瘀血の治療をしています。

常に瘀血を改善し、体全体の循環を良くしておくことが健康維持にとても大切だと思うのです。

特に高齢になるとその必要性は高まります。

冷え症はしょうがないと思っていてはいけません。

冷え症は万病の元なのです。

 

 

 

 

日々に新たに 1033 冷え症

土曜日は恒例のクリニック忘年会でした。

まあ、いつも通り終わってホッとしています。

で、日曜の朝目覚めたら雪がいっぱい積もってる、、、。

急いでクリニックの融雪のスイッチを入れに来ました、、。

今朝も歩いてきましたがやはり雪道は歩きにくい、、。

雪の峠は越したようなのでこれ以上積もらないと思いますが、、。

そうそう、冷え性がテーマなのですが、要するに末梢循環障害なのですよね、、。

若い方も、歳による冷えもすべて末梢循環障害が原因なのです。

だから血液循環を良くするにはどうしたらよいかということになるのです。

では、まずは食べ物から。

平日は僕が昼食を作っているのですが、ここ4年ほど前から常時使うのがショウガです。

スープにも料理にも四季を問わずショウガを刻んで入れることが多くなりました。

で、印象としてはやはり体が温まるな~~って感じです。

特に寒いこの時期にはショウガは良く使います。

一味もよく使います。

カプサイシンは、体を温める効果も高いですが、脂肪代謝を促進するので肥りにくい体つくりにはもってこいだと思います。

体を温める野菜としては、なんといっても冬が旬のものが多い。

ニンジン、玉ねぎ、ゴボウ、ニラ、ネギ、かぼちゃ、ニンニク、山芋などですね。

これに対し、体を冷やすものは、レタス、トマト、ナス、キュウリ、白菜、大根など。

こういうのってネットによく紹介されているので、料理のお好きな方は調べてみるといいと思います。

季節の旬の野菜を摂るというのはやはり理屈なものなのですね。

 

 

 

 

日々に新たに 1032 冷え症

忘年会シーズンですね。

忘年会は昨日、今日がピークといったところでしょうか。

もう、今年もあと2週間くらい、、。

なんだかやり残してことがあるような気がして焦ります、。

もちろん若い女性にも冷え性の方は多い。

外来をしていると、子どもさんがしもやけを主訴に来院するケースも多々経験します。

冷え性に対しては、サプリメントや漢方を飲んで症状を改善することも出来ます。

では、冷え、あるいは末梢循環障害が改善したという判断はどうやって判断するのでしょうか。

僕はこう判断しています。

まず、爪の伸びる速度が速くなった。

髪の毛の伸びが早くなった。

白髪が少なくなってきた。

そういえばなんとなく手先の冷たさが改善された。

あるいは、以前に比べて手荒れしなくなった。

冬場、乾燥肌で毎年痒かったのが今年はあまり痒くならない。

なぜか皮膚もカサカサしなくなった。

などです。

これ、冷え性に限らず、末梢循環が改善されたせいでおこる症状の改善なのです。

皆さんも指標として注目して頂ければと思います。

そういえば、僕自身も18年ほど前にピクノジェノールを飲み始めたら、急に爪と髪の伸びが早くなったというのを経験しています。

明らかに、末梢循環が改善されたということを目の当たりにした経験でした。

で、それ以来ずっとピクノジェノールを飲んでいます。

皆さん、末梢循環を改善させましょう。

 

日々に新たに 1031 冷え

今朝はわりに暖かいかな~って感じです。

まあ、暖かいといってもこの2,3日が寒すぎたせいでそう感じるのだと思います。

朝は曇りだったのでわりに楽に歩いて来れました。

冷えは年齢とともに徐々に忍び寄ります。

老化の現象だとは思うのですが、これもしょうがないと思っていてはいけません。

冷え対策として大切なのは、老化に対抗して、まず筋肉量を増やしておくことだと思います。

もちろん、ショウガや漢方など冷えに悩む方には食べるものや内服である程度症状を良くすることは出来ます。

その議論は次回に持ち越しするとして、まずは、下肢の筋肉量を減らさないようにしないといけない。

つまり、ふくらはぎや大腿の筋肉を鍛えて筋肉が痩せないようにしておかないといけないのです。

これは、なにも冷え対策という訳ではなく、膝痛の予防にも効果があります。

例えば、膝が痛くなる前に日頃から大腿四頭筋やハムストリングスの筋肉をつけておくといいのです。

四肢の筋肉量を増やしておくと、基礎代謝も良くなり、肥らない体を維持することが出来ます。

つまり、冷え対策にはまず体全体の筋肉量を減らさないようにすることが最も大切なのです。

つまり、地道な日頃の筋トレです。

その上で、ショウガなどの体を温める食べ物を食べたり、暖かい飲み物を飲んだりすればいいと思っています