ビオチン(ビタミンH)内服療法

ビオチン内服療法は、アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症(しょうせきほうのうしょう)、乾癬(かんせん)、
難治性皮膚疾患(慢性湿疹)に有効な治療法です。特に、体質、肌質改善として有効です。
軟膏療法、抗アレルギー剤の内服にビタミン療法(ビタミンH+整腸剤)を加えることで、さらなる改善がみられます。

特にアトピーの方、掌蹠膿疱症、乾癬の方は皮膚自体にビタミンHが欠乏している方が多いと言われており、
整腸剤と一緒に内服することで、吸収率を高め、症状を改善し、肌質改善を目的とした根本的治療にもなります。
ビタミンH内服療法は、副作用が無く安全な治療法です。実際、きちんと内服されている方は症状が改善されてきています。
治療に難渋しているかたの治療法のひとつと考えていますので、ご相談ください。

掌蹠膿疱症

膿がたまったような水ぶくれ(膿疱)が手のひら、足の裏にできる難治性の疾患です。
膿疱はウイルス性のものではないので、人に感染するものではありません。周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。
悪化すると爪が変形したり、胸鎖関節などの関節炎を起こすことがあります。