シミ(シミ取りレーザー)
一番多いシミは、紫外線が原因でできてしまう老人性色素斑です。そのほかにも30~40代の女性に多い肝斑や、幼年期から思春期に出る遺伝性のそばかすなど様々です。
老人性色素斑や、雀卵斑(そばかす)はレーザーの適応です。肝斑は超音波イオン導入やトランサミン錠、漢方薬の内服で治療します。
脂漏性角化症は保険適用の冷凍凝固法が一般的ですが、たくさんあったり、患者様のご希望もお伺いして炭酸ガスレーザー治療(自由診療)をお勧めする場合もあります。
シミ取りレーザーの流れ
- 麻酔のテープをレーザー照射の1時間前にしみの部分に貼って来院していただきます。
- レーザーを照射している最中は、軽くゴムではじかれたような感覚です。
- レーザーの照射時間は、約1〜2分程度です。
注意事項・副作用
- お化粧、洗顔、お風呂、シャンプーなどはいつも通りできます。
- 照射した部分は、黒いカサブタのようになって目立つので、肌色のテープ(スキントンテープ)を貼ります。お化粧をする場合はテープの上からしてください。
- カサブタは、約2日~1週間程度で自然にはがれ落ちますので、かさぶたを無理にはがしたりしないようにしてください。
- 約1ヶ月後にしみを取った部分が茶色になる場合があります。無理にこすったり刺激を与えたりすると色素沈着が残る場合がありますので、こすらないようにしてください。(約半年〜1年)
- 日焼け止めは必ずお使いください。
- 照射後はVCクリームやHAクリームの使用、ビタミン剤や漢方薬の内服をすることで徐々に薄くなっていきます(約半年〜1年)ので、放置せずに、定期的に診察を受けて医師の指示に従ってください。
- 長期間放置していたしみは、1年経過しても部分的に色素沈着が残る場合があります。
- 肝斑と老人性色素斑が混在している場合はレーザー照射後に濃くなる場合がありますので注意が必要です。
- 定期的なスキンケア(超音波イオン導入)もおすすめしております。
シミ取りレーザー料金の目安
しみの大きさ | 料金 |
---|---|
5mm | 5,500円 |
7mm | 11,000円 |
10mm | 16,500円 |
15mm | 22,000円 |
20mm | 33,000円 |
(税込)
※診察によって料金を決定します。