とびひ
とびひ(伝染性膿痂疹)は、ブドウ球菌と連鎖球菌という化膿菌が原因で発生します。
水疱の中には、無数の菌がいて、掻くなどして水疱が破れると菌が飛び散り、広がります。
症状
- 夏の蒸し暑い頃、多くは1~5歳くらいの幼児に起こります。
- 初めは赤い斑点ができ、まもなくその上にかゆみのある水疱、膿疱ができます。
- 顔、手、足をはじめ全身いたるところにできます。
- そのうちそれが破れ、ジクジクしたり、黄褐色の汚いカサブタ(痂疹)ができます。
治療法
抗生剤の内服が必要です。
患部には抗菌剤の軟膏をガーゼにのばして貼りつけ、分泌物が周囲につかないように保護します。