トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 869 やけどの軟膏療法1
日々に新たに 869 やけどの軟膏療法1
今朝はなんだかひんやりしますね、、。
そうだ、バラ公園のバラが綺麗に咲いているらしいです。
これ、おふくろからの情報です。
毎日犬の散歩に行っているらしい(笑)。
やけどもその程度によって症状は様々です。
誤って、手などにお湯をかけて少し赤くなった程度の1度熱傷。
これはひりひりしてとても痛い。
次に、熱湯を誤ってこぼしてしまって手や胸に水ぶくれが出来るような2度熱傷。
やけどしたすぐあとはまだ水ぶくれは少ないのですが、翌日には水疱が増えてくる。
この2度熱傷は厄介です。
というのも、やけどの深達度に差によって痕が残りやすかったりそうでなかったりするのです。
深さによってSDB(浅めのやけど)、DDB(深いやけど)となどと分類されています。
そして、3度熱傷。
これはほぼ痛くありません。
概ね、痛いということはやけどが浅いと考えて良いと思います。
先日話した湯たんぽのやけどはこの3度熱傷が多い。
やけどの範囲や部位によっては皮膚移植(植皮)が必要になります。
そして、4度熱傷。
これはいわゆるまるこげ、、。
皮膚だけでなく、皮下組織、筋肉も焼けてしまっている状態です。
皆さん!怖いでしょう、、、。
やけどの程度により軟膏療法も違ってきます。
明日からはそのあたりを少し解説していきます。