トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 825 皮膚癌(有棘細胞癌)
日々に新たに 825 皮膚癌(有棘細胞癌)
3月は忙しいです、、。
今週は日月と連休なのでその前後がまた無茶忙しくなる、、。
お待たせするかもしれませんが、これで精一杯!って感じでやっています。
そういえばあと3週間もすれば桜が咲きます。
桜って一気に咲きます、、。
一年経つのは早い、、。
あっという間に4月突入~~。
さて、基底細胞癌より悪性度の高い有棘細胞癌です。
これも主に日光の当たる場所である顔面に多いのですが、慢性刺激によって発生することもあります。
といっても、めったに出来るわけではないのでご安心ください(当クリニックでも年間数例です)。
有棘細胞癌は、初期にはあまり悪性って感じではないのですが、進行してくると一見して悪いものだな~って感じになります。
潰瘍を形成するような大きな腫瘍の場合は、即、大学病院などの大きな病院に紹介しています。
リンパ節転移がある場合はリンパ節郭清もしなくてはなりません。
皆様にお伝えしたいのは、赤みがあったり痒みがあったりするような一見皮膚炎、茶色の色素沈着であっても悪性の腫瘍である場合があるということです。
特に高齢者は要注意!
なんだかこの皮膚炎いつまで経っても治らないな~~、この茶色いできものが最近大きくなったな~~などと思ったら、早期に皮膚科を受診することをお勧め致します。
もちろん、皮膚科を受診して悪いものの可能性があると言われるのはとても怖いと思います。
その気持ちは重々わかります。
でも、やはり勇気を振り絞ってしっかり診てもらうことが肝心だと思っています。