トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 414

日々に新たに 414

朝の歩き始めは真っ暗になってしまいました~~(汗)。

で、今朝はふと夜空を見上げると、なんとオリオン座が見えるではないですか~~(またまた感激!)

あ、冬になって来たんだ~~と思ってしまいました。

空気がピンと張って、天高くまで澄み渡り、星がとっても沢山、綺麗に見えていました。

先日見た金星は一番明るく輝いていましたよ。

こういう綺麗な星が沢山見える日もなかなかないな~~と思いながら、人影少ない道を早足で歩いてクリニックに到着です。

そうそう、モラルの低下が叫ばれる昨今ですが、確かに30年前から比べると非常識な方は増えていると思います。

僕自身、以前は、100人いると2人くらいの確率ったように思うのですが、最近は100人中5人くらいはなんだか変な感じだな~と違和感を感じています。

で、医学的見地から考えると、やはり、躁鬱病、統合失調症などの精神疾患を患っいる方も多いのではないかと思っています。

そして、さらに高齢者が増えた為に認知症の方も多くなっているのだと思うのです。

これは、日常外来をしているとそういう方の比率も増えているなと日々実感しています。

僕自身、毎日180人くらいの人と会って治療するのですから、日々に頻繁に感じるていることでなのです。

特に認知症の方は、しょうがないとは思うのですが、説明してもすぐに忘れてしまい、同じ質問をまた繰り返す。軟膏もちゃんと塗ってくれない。内服も飲んだか飲んでないのか分からない。

流石に困ったな~~と思う事しばしばです。

介護をしているご家族はもっと大変だろうな~~なんてついつい想像してしまいます。

でも、これが今の社会の現実だと思うのです。

北野氏が言うように、若者が常識はずれの事をしたら、大人が注意するのが当たり前ではあります。

もちろん、注意しない大人もいけないとは思います。

でも、責められるのはやはり非常識な方であることは間違いない。

現実的に多くの大人が注意できないのは、たまたまその場に居合わせて、注意したことで面識もない若者に逆切れされて自分が怪我でもしたら、自分のやるべき仕事、生活が出来なくなるのが困ると考えているからだと思います。

僕の場合は患者さんに迷惑がかかるの必至です。

で、そういうことは絶対避けたいと思うのは当たり前の事だと思うのです。

で、警察や駅員さんを呼ぶということで対処することが一番だということになってしまうのですね。

で、僕はそれでいいのだと思っています。