トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 950 うっ滞性皮膚炎

日々に新たに 950 うっ滞性皮膚炎

もう8月もあと1週間ですね、、。

9月の声を聞くともう秋だなあ~なんて思います。

そうそう、血液循環不全の中にはうっ滞性皮膚炎というものがあります。

主に下肢に起こるのですが、原因は静脈血のうっ滞なのですね。

酷くなると静脈瘤の状態になるのですが、そこまでいかなくても、皮膚表面にチリチリした数本の血管の蛇行が現れ、わりに目立ちます。

あ、これ以前もブログで書いたような、、(笑)。

特に中高年の女性の下肢に多く、下肢の浮腫がすすむと、足がだるい、重たいなどの症状が出てきます。

また、夜間に足がひきつったり、こむら返りを起こしやすくなります。

西洋学的な治療としては、うっ滞性皮膚炎に対してはビタミンE,Cの内服や弾性ストッキングの装着、レーザー照射などがあります。

静脈瘤に対しては硬化療法、ストリッピングなどがあります。

明日はうっ滞性皮膚炎に対する漢方治療のお話をします。