トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 786 ピーリング
日々に新たに 786 ピーリング
今日で1月も終わりですね、、、。
正月が明けたと思ったらもう1月も終わり、、。
早いです~~。
5.ピーリング件数
昨年もニキビ、肌荒れの方が多く来院されました(どこに行っても治らないという患者様も沢山来院されています)。
2013年は902件、2014年は778件、2014年は673件 2016年710件。
2016年は逆に増加しました。
増加に転じた理由は良く分かりません、、(笑)。
ピーリングを希望する方が多かったような、、。
近年販売された外用薬、ディフェリンゲル、べピオゲル、デュアック配合ゲルは肌荒れの方に初めから使うと副作用で顔がかぶれて人前に出れないほどひどくなる方がいるので要注意です。
実際に他の医院で処方されて、塗ったところ、顔が真っ赤に腫れて当院を受診される方もいて、本当にお気の毒な場合もあります。
ニキビが出て肌荒れが酷い方には、当クリニックではまず、ビオチンクリーム、VCクリーム(当クリニックオリジナルクリーム)などで肌荒れを治してからそれらの使用を考えるようにしています。
そうすると、今あるニキビや肌荒れを悪化させないで治療を進めることができるのです。
それでもなかなか改善されないニキビにはケミカルピーリングやビタミン導入をお薦めしています。
当クリニックは、保険治療を主体にしてその人の肌に合った最適な治療を目指しているので、安価な保険が効くゲルで治ればそれで良いと考えております。
大切な事は治すこと、治ることです。
なるべく安価な方法で治療を行い、治療を続けてもらう方がよいと思うのです。
ニキビ治療は日頃のスキンケア、ビタミン剤や漢方薬の内服が大事で、要は荒れやすい肌をコントロールすることなのです。
最近のニキビ治療には漢方薬も取り入れています(保険適応)。
結構漢方が効いてくれることも多いので、1昨年より漢方を一生懸命勉強して治療に取り入れて良かったと思っています。
ニキビに効く漢方も色々あります。
その人のニキビの出る部位、ニキビの性状やその人の体質(漢方では証といいます)を考慮に入れて漢方選択します。
その人に合う漢方が処方できると2週間くらいで劇的に良くなることも経験します。
治療の選択肢が沢山ある(ビタミン、漢方薬の内服、ケミカルピーリング、ビタミン導入)というのも当クリニックの特徴であり、ニキビに対しこれだけの治療を行える医療機関は全国的にみてもそうないと思っています。