トン先生のほんねトーク : 日々に新たに 912 虫刺症 4 チャドクガ

日々に新たに 912 虫刺症 4 チャドクガ

今日は七夕です。

いつもいく床屋さんの店先には、2週間くらい前から人の背丈の3倍ほどある大きな笹に、色とりどりの短冊や飾り付けがされています。

飾りつけは風になびいてとても綺麗です。

七夕なんだと気づかせてくれて心も和みます。

飾りには色々あるようですね。

織姫、彦星、天の川、星つづり、星飾り、吹き流し、四角つながり、ちょうちん、スイカなどなど、、。

小さい頃、星に願いをかけて七夕飾りを竹に結んだ記憶があります。

なんだか天空のロマンを感じますね~~。

七夕!素敵な習慣だと思います。

そうそう、虫刺症。

チャドクガの幼虫の毛にさされると猛烈に痒くなります。

この発疹は、チャドクガの幼虫の毛が皮膚に触れただけで発症するものです。

腕や首一面に赤い発疹が出来て、痒くて眠れません。

チャドクガの幼虫は、山茶花や椿の木にいます。

洗濯物を屋外に干しているような場合でも、稀ではありますが、風に乗って幼虫の毛が飛んできて洗濯物につき、その服を着て発症することもあります。

治療はステロイド軟こうを塗って抗アレルギー剤の内服を行います。

痒みは次第に治まりますが、1週間くらいは結構痒い。

人にうつることはありません。

この時期、朝夕散歩する方も多いと思いますが、山茶花や椿の近くには近づかないようにして欲しいと思います。

また、家の庭の草むしりをなさる方は、暑くても必ず皮膚を衣服で覆ってなさる方が無難だと思います。

チャドクガの幼虫には本当に気を付けて欲しいと思っています。